企業会計の基礎と簿記

会社の成績を計算する会計期間と、取引を記録する簿記の仕組みを解説。複式簿記の借方・貸方と貸借平均の原理まで、会計の土台をやさしく整理します。

財務諸表を読み解くには、まず会計の土台である「会計期間」と「簿記」の仕組みを知る必要があります。ここから会計の入り口を押さえましょう。

夏川 ひより(普段) 夏川 ひより

ねぇ先生、会社の成績ってどうやって計算するの? 一年ごとに区切ったりするの?

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

いい入り口ね。
会社は会計期間を区切って、その間の成績をまとめるのよ。

青山 栞(普段) 青山 栞

先生、質問があります。
その取引を記録する技術が簿記ですよね。

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

ええ。
取引を漏れなく記録して、最後に貸借対照表や損益計算書へまとめる土台になるのね。

桃瀬 美羽(びっくり) 桃瀬 美羽

ふぇぇ…『複式』ってよく聞くんですけど、何が複なんですかぁ?

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

いい質問ね。複式簿記は、一つの取引を必ず二つの側面で書くの。

青山 栞(普段) 青山 栞

補足すると、左側を借方、右側を貸方と呼びますね。

夏川 ひより(普段) 夏川 ひより

へぇ、左と右で必ず金額が一致するってこと?

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

そのとおり。
借方の合計と貸方の合計は必ず一致するのよ。
これを貸借平均の原理というの。

桃瀬 美羽(笑顔) 桃瀬 美羽

だから左右がそろってると安心なんですねぇ。

夏川 ひより(笑い) 夏川 ひより

要は『取引を二面で書いて、左右をそろえる』ってことじゃん?

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

ふふ、その理解で十分よ。
ここが会計のいちばんの土台ね。

確認クイズ

複式簿記の説明として、最も適切なものはどれか。

  1. 一つの取引を一つの側面だけで記録する方法
  2. 一つの取引を借方と貸方の二つの面から記録する方法
  3. 現金の増減のみを記録する方法
  4. 会計期間を区切らずに記録する方法
こたえを見る

正解: 2. 一つの取引を借方と貸方の二つの面から記録する方法

正解は2。複式簿記は一つの取引を原因と結果の二面(借方=左・貸方=右)から記録し、借方合計と貸方合計が必ず一致します。一つの側面だけで記録するのは単式簿記であり、複式簿記とは異なります。

小野寺琴葉先生、青山栞、桃瀬美羽、夏川ひよりが春の公園でピクニックを楽しむ様子

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