ひとくちに資産といっても、すぐ現金になるものと長く使うものがあります。流動資産・固定資産・繰延資産の分け方と、区分の基準を確認しましょう。
資産って、現金も建物も同じ仲間なんですかぁ?
いい着眼ね。
資産は大きく流動資産と固定資産、それに繰延資産に分けるのよ。
先生、分ける基準を確認させてください。
まず正常営業循環基準が優先されますよね。
そのとおり。
営業のサイクルの中にあるもの、たとえば売掛金や商品は、まず流動資産になるの。
じゃあ、そのサイクルに入らないものはどうするの?
そこで1年基準を使うのよ。
ワンイヤールールとも呼ぶわね。
ふぇぇ、1年で線を引くんですねぇ。
補足すると、固定資産はさらに有形固定資産・無形固定資産・投資その他の資産に分かれます。
建物は有形、特許とかは無形、って感じ?
ええ、正確ね。
土地や建物は有形、特許権やソフトウェアは無形よ。
要は『営業サイクルか1年か』で流動と固定を分けるってこと?
そのとおり。
まず正常営業循環基準、次に1年基準の順ね。
確認クイズ
資産を流動資産と固定資産に区分する際、原則として最初に適用する基準はどれか。
- 1年基準(ワンイヤールール)
- 正常営業循環基準
- 取得原価基準
- 時価基準
こたえを見る
正解: 2. 正常営業循環基準
正解は2。資産の流動・固定の区分は、まず正常営業循環基準を適用し、その営業循環に入らない資産について1年基準(ワンイヤールール)で判定します。売掛金や棚卸資産など通常の営業サイクル内の資産は流動資産になります。