複数の業者から借りて返済に行き詰まる多重債務問題は、貸金業行政の大きなテーマです。どんな対策と相談の受け皿があるのかを見ていきましょう。
先生、『多重債務』ってよく聞くんですけど、どういう状態のことなんですかぁ?
多重債務は、いくつもの業者から借りて、返しきれなくなってしまう状態のことよ。
うわ、それってどんどん膨らんでいっちゃうやつじゃん…。
防ぐ手立てはあるの?
あるわ。
入口の対策が総量規制。
借り過ぎ自体を止める仕組みね。
先生、すでに困ってしまった人のための受け皿もありますよね。
ええ。
困ったときは相談が大切。
日本貸金業協会の相談窓口や、財務局・自治体の多重債務相談窓口が用意されているの。
ふぇぇ〜、弁護士さんとかに頼む方法もあるんですかぁ?
あるわ。
法テラス(日本司法支援センター)の案内を受けたり、任意整理や自己破産などの債務整理という法的な手続で立て直す道もあるのよ。
要は『借り過ぎを防ぐ』のと『困ったら相談する』の両方が大事ってことだね?
そのとおりです。
予防と救済の両輪ですね。
カウンセリング体制の充実も対策の一つと理解しています。
よくまとまっているわ。
一人で抱え込ませない仕組みづくりが、この問題の要なのよ。
困ったら相談していい、って知ってるだけで安心なのぉ。
よし、予防と相談の両輪で覚えるぞ!
確認クイズ
多重債務問題への対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 多重債務問題への対策は、借入れを増やすことを促す方向で行われている
- 総量規制は多重債務の予防策の一つであり、相談窓口の整備も対策に含まれる
- 多重債務に陥った人には、相談や債務整理といった救済の手段は用意されていない
- 多重債務問題は貸金業行政とは無関係のテーマである
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正解: 2. 総量規制は多重債務の予防策の一つであり、相談窓口の整備も対策に含まれる
正解は2。多重債務問題への対応は、総量規制などによる予防と、相談窓口の整備・債務整理などによる救済の両面から行われます。日本貸金業協会や自治体・財務局の相談窓口、法テラスの案内などが受け皿となり、借入れを促す方向の対策ではありません。