この試験の名前にもなっている『貸金業務取扱主任者』。そもそも何をする人で、なぜ制度化されたのかを確認しましょう。
『貸金業務取扱主任者』って、要はどんな役割の人なの?
貸金業務取扱主任者は、営業所で働く従業者が法令を守って適正に業務を行うよう、助言や指導をする人なのよ。
いわば営業所内の法令遵守の要ですね。
従業者への助言・指導が中核的な役割です。
自分で契約を全部処理する人、というわけじゃないんですねぇ?
そうなの。
主任者が一件ずつ契約を代行するのではなく、周りの従業者が正しく仕事をできるように支える立場なの。
スポーツでいうキャプテンみたいな? みんながルール守れるよう声かける役!
ふふ、いい例えね。
過剰貸付けや違法な取立てを現場で防ぐには、法令に詳しい人が各営業所にいることが大切だから、制度として置くことにしたのよ。
だからこそ、営業所ごとに一定割合で置く『設置義務』とセットになっているわけですね。
現場のコンプライアンスを守る人、って考えると納得ですぅ。
そのとおり。
まずは『助言・指導を行う人』という役割の本質を押さえておきましょう。
契約マシンじゃなくて、みんなの相談役ってことね!
確認クイズ
貸金業務取扱主任者の意義・役割に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 主任者は、営業所のすべての貸付契約を自ら締結する義務を負う
- 主任者は、従業者が法令を遵守して適正に業務を行うよう助言・指導する
- 主任者は、行政庁に代わって他の貸金業者を監督する権限を持つ
- 主任者は、貸金業者の利益を最大化するための営業責任者である
こたえを見る
正解: 2. 主任者は、従業者が法令を遵守して適正に業務を行うよう助言・指導する
正解は2。貸金業務取扱主任者は、営業所において従業者が法令を遵守し適正に業務を行えるよう、助言・指導を行う役割を担います。契約を自ら全て締結する者でも、行政の監督権限を持つ者でも、営業成績のための責任者でもありません。