借りるたびに分厚い書面が届いたら大変。極度方式に用意された、取引明細でまとめて代替できる仕組みを学びましょう。
カードローンで何回も借りたら、そのたびに書面が届いて大変じゃないですかぁ?
よく気づいたわね。
そこで用意されているのがマンスリーステートメントなのよ。
極度方式基本契約に基づく取引で使える、一定期間の取引明細ですね。
つまり毎回の書面の代わりに、まとめた明細を渡すってこと?
そのイメージよ。
一定期間の取引をまとめた書面を交付することで、個別の17条書面や18条書面の記載事項を簡素化できるの。
受取証書も、そのつどじゃなくてよくなるんですかぁ?
書面そのものが要らなくなるわけではありません。
相手方の承諾を得てマンスリーステートメントを交付するときは、弁済のつどの受取証書を、受領年月日と受領金額などだけを記載した簡素な書面に代えることができます。
へえ、便利じゃん!
でも借りた内容が分からなくなったりしない?
そこは大丈夫。
明細に取引内容がまとめて記載されるから、借り手はきちんと状況を確認できるのよ。
省略というより、まとめて分かりやすくする仕組みなんですねぇ。
そのとおりです。
あくまで極度方式基本契約に基づく取引が前提、という点が重要ですね。
要は『毎回の書面は簡単なものにして、くわしい中身は明細でまとめて知らせる特例』ってことか!
いい調子よ。
極度方式とセットで問われやすいから、しっかり押さえましょう。
確認クイズ
マンスリーステートメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 一回限りの貸付けについて必ず交付しなければならない書面である
- 極度方式基本契約に基づく取引で、一定期間の取引明細を交付することにより個別の書面交付を簡素化できる仕組みである
- 借り手に取引内容を一切知らせないための書面である
- 契約締結前の書面の別名である
こたえを見る
正解: 2. 極度方式基本契約に基づく取引で、一定期間の取引明細を交付することにより個別の書面交付を簡素化できる仕組みである
正解は2。マンスリーステートメントは、極度方式基本契約に基づく取引について、一定期間の取引明細を交付することで、個別の17条書面や18条書面の記載事項を簡素化できる仕組みです。相手方の承諾を得ることなどを要件に、弁済のつどの受取証書を、受領年月日・受領金額などを記載した簡素な書面に代えられる特例もあります。