行政処分(登録取消し・業務停止)

貸金業者の法令違反に対する行政処分。業務改善命令から業務停止命令、登録取消しまで、違反の程度に応じた処分の段階をやさしく解説します。

ルールに違反した貸金業者には、行政庁が処分を下します。業務改善命令から登録取消しまで、行政処分の種類を学びましょう。

桃瀬 美羽(普段) 桃瀬 美羽

もし貸金業者がルールを破ったら、どうなるんですかぁ?

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

法令違反などがあれば、行政庁が行政処分を行うのよ。

青山 栞(普段) 青山 栞

貸金業法は、違反の程度に応じた処分を段階的に定めていますね。

夏川 ひより(普段) 夏川 ひより

段階的って、軽いのから重いのまであるってこと?

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

そうよ。
まず、業務の運営を改善させる業務改善命令があるわ。

青山 栞(普段) 青山 栞

より重いものとして、一定期間業務を止めさせる業務停止命令があります。

桃瀬 美羽(あせる) 桃瀬 美羽

ふぇぇ、一番重いのは何ですかぁ?

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

もっとも重いのが登録取消しね。
重大な違反や欠格事由に該当する場合などに行われるの。

夏川 ひより(びっくり) 夏川 ひより

登録を取り消されたら、もう貸金業はできなくなるってことか。
厳しいな。

青山 栞(普段) 青山 栞

はい。
違反の重さに応じて、改善命令・業務停止・登録取消しと段階が上がっていく、と整理できます。

桃瀬 美羽(笑顔) 桃瀬 美羽

だから普段からルールを守ることが大事なんですねぇ。

夏川 ひより(笑い) 夏川 ひより

要は『違反したら、軽くて改善命令、重いと登録取消し』ってことだな!

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

よく理解できているわ。
処分の重さの順番を押さえておくと、試験でも迷わないわ。

確認クイズ

貸金業者に対する行政処分に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 貸金業者が法令に違反しても、行政庁は何らの処分も行うことができない
  2. 行政庁は、違反の程度に応じ、業務改善命令・業務停止命令・登録の取消しなどの処分を行うことができる
  3. 行政処分として認められているのは、登録の取消しのみである
  4. 業務停止命令は、期間の定めなく永久に業務を停止させる処分である
こたえを見る

正解: 2. 行政庁は、違反の程度に応じ、業務改善命令・業務停止命令・登録の取消しなどの処分を行うことができる

正解は2。行政庁は、貸金業者の法令違反等に対して、違反の程度に応じ、業務改善命令、1年以内の期間を定めた業務の全部または一部の停止命令、登録の取消しなどの処分を行うことができます。登録取消しは最も重い処分で、重大な違反や欠格事由該当の場合などに行われます。

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