会社員は、税金を自分で納めに行くわけではありません。給料から天引きされる源泉徴収と、1年分を精算する年末調整の仕組みを押さえましょう。
お給料って、自分で税金を払いに行くんですかぁ?
会社員は違うのよ。
会社が給料からあらかじめ所得税を天引きするの。
これを源泉徴収というわ。
へぇ、会社が代わりに納めてくれるってこと?
そのとおり。
給料をもらう人を給与所得者、天引きして納める会社を源泉徴収義務者というのよ。
その天引きした金額は概算ですよね。
1年分を精算する手続きがありますよね。
よく知っているわね。
それが年末調整よ。
毎月の天引き合計と、正しい税額の差を調整するの。
ふぇぇ、多く引かれてたら戻ってくるんですかぁ?
戻ってくることもあるし、足りなければ追加で引かれることもあるわ。
補足すると、給与収入から給与所得控除を引いたものが給与所得になりますね。
自営業みたいに自分で申告しなくていいのは楽じゃん!
そう、多くの会社員は年末調整で完結するのよ。
ただし例外もあるから、仕組みは押さえておきましょう。
源泉徴収と年末調整、セットで覚えますぅ。
確認クイズ
源泉徴収に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 給与所得者が自分で毎月税務署に所得税を納める仕組みである
- 給与などの支払者が支払時に所得税を差し引いて国に納付する仕組みである
- 給与から社会保険料だけを差し引く仕組みである
- 1年分の所得税を年末に一括で全額納める仕組みである
こたえを見る
正解: 2. 給与などの支払者が支払時に所得税を差し引いて国に納付する仕組みである
正解は2。源泉徴収は、給与などの支払者(会社)が支払時にあらかじめ所得税を差し引いて国に納付する仕組みです。1年間の税額の過不足は年末調整で精算されます。給与所得者自身が毎月納付するわけではありません。