商法・会社法の基礎

取引の相手が会社である場合の前提知識。会社の種類、株式会社の株主有限責任、株主総会・取締役・代表取締役の役割をやさしく整理します。

取引の相手が会社であることは珍しくありません。貸付けの前提として、会社の種類と株式会社の仕組みの基礎を学びましょう。

夏川 ひより(普段) 夏川 ひより

先生、会社っていろんな種類があるって聞いたけど、何が違うの?

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

会社法では会社の種類として、株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の四つが定められているのよ。

青山 栞(普段) 青山 栞

補足すると、いちばん身近なのは株式会社ですね。

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

そのとおり。
株式会社では、株主は原則として出資した額を限度に責任を負う有限責任なの。

桃瀬 美羽(びっくり) 桃瀬 美羽

ふぇぇ、株主って会社の何でも決められるんですかぁ?

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

重要事項を決めるのが株主総会ね。
会社の基本的な事柄を決議するのよ。

夏川 ひより(普段) 夏川 ひより

じゃあ、日々の経営は誰がやってるの?

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

それが取締役ね。
取締役や取締役会が業務を執行するの。

青山 栞(普段) 青山 栞

会社を代表して契約を結ぶのは、代表取締役ですよね。

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

そのとおり。代表取締役が会社の代表権を持つの。
貸付けの契約相手として確認すべき重要ポイントよ。

桃瀬 美羽(笑顔) 桃瀬 美羽

会社の役割分担がわかると、誰と契約すればいいか見えてきますぅ。

夏川 ひより(笑い) 夏川 ひより

要は『会社は4種類、株式会社は有限責任、意思決定は総会、代表は代表取締役』ってことね!

確認クイズ

会社法の基礎に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 株式会社の株主は、会社の債務について無限責任を負う
  2. 会社を対外的に代表するのは、原則として株主総会である
  3. 株式会社の株主は、原則として出資額を限度とする有限責任を負う
  4. 会社法上、会社の種類は株式会社の一種類のみである
こたえを見る

正解: 3. 株式会社の株主は、原則として出資額を限度とする有限責任を負う

正解は3。株式会社の株主は、原則として出資額を限度とする有限責任を負います。会社を代表するのは代表取締役で、会社法上の会社は株式会社・合名会社・合資会社・合同会社の4種類があります。

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