商取引の決済には手形や小切手が使われます。貸金業でも関わる約束手形・為替手形・小切手の基礎を学びましょう。
先生、手形って昔よくドラマで聞きましたけど、どういうものなんですかぁ?
約束手形が基本ね。
振り出した人が『いくら支払います』と約束する証券よ。
補足すると、第三者に支払いを委託する為替手形もありますね。
そのとおり。
約束手形は自分が払う約束、為替手形は他人に払わせる委託、という違いね。
小切手も似たようなもの?
似ているけれど、小切手は支払人が銀行で、一覧払い、つまり呈示すればすぐ支払われるのが特徴よ。
ふぇぇ、手形は他の人に渡すこともできるんですかぁ?
できるわ。裏書によって権利を譲渡できるの。
裏面に記載して渡すのね。
権利を行使するには、支払期日に支払呈示をする必要がありますよね。
そのとおり。
期間内の支払呈示が大切で、これを怠ると不利益を受けることがあるのよ。
要は『約束手形は自分で払う、為替手形は他人に払わせる、小切手は銀行が一覧払い』ってことね!
裏書と支払呈示、この二つがキーワードなんですねぇ。
確認クイズ
手形・小切手に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 約束手形は、振出人が第三者に支払いを委託する証券である
- 小切手は、支払人を銀行とし、一覧払いで支払われる
- 手形上の権利は、裏書によって譲渡することはできない
- 為替手形は、振出人自身が支払うことを約束する証券である
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正解: 2. 小切手は、支払人を銀行とし、一覧払いで支払われる
正解は2。小切手は支払人を銀行とし、一覧払いで支払われます。約束手形は振出人自身の支払約束、為替手形は第三者(支払人)への支払委託であり、手形上の権利は裏書によって譲渡できます。