総量規制の除外契約

総量規制の残高計算に算入しない『除外』を学びます。住宅ローンや自動車担保貸付などの代表例と、『例外』との違いを会話で整理します。

総量規制には、そもそも残高計算に含めない『除外』という枠があります。例外との違いに注意して整理しましょう。

桃瀬 美羽(びっくり) 桃瀬 美羽

住宅を買うときのローンって、すごく高額ですよね? それも3分の1に入れたら誰も借りられないような…

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

いいところに気づいたわね。
だから除外という枠があるの。
除外に当たる貸付けは、そもそも残高計算に含めないのよ。

青山 栞(普段) 青山 栞

代表例が住宅ローンのような、不動産の購入・建設に必要な資金の貸付けですね。

夏川 ひより(普段) 夏川 ひより

車を買うときのローンはどうなの?

小野寺 琴葉 先生(普段) 小野寺 琴葉 先生

自動車の購入に際して、その自動車を担保とする貸付けも除外に当たるわ。
ほかに、有価証券を担保とする貸付けなどもあるの。

桃瀬 美羽(普段) 桃瀬 美羽

高額でも生活の基盤になるものは、別扱いなんですねぇ。

青山 栞(普段) 青山 栞

ポイントは、除外は残高そのものに算入しない、という点です。
次に学ぶ『例外』とは性質が異なります。

夏川 ひより(あせる) 夏川 ひより

除外と例外って、どう違うの? ややこしいな…

小野寺 琴葉 先生(笑顔) 小野寺 琴葉 先生

除外は『そもそも残高に数えない』、例外は『残高には数えるけれど、3分の1を超えても認められる』というイメージね。
ここは並べて覚えるのがコツよ。

桃瀬 美羽(笑顔) 桃瀬 美羽

住宅・自動車(担保)・有価証券担保あたりが除外、ですねぇ。

夏川 ひより(笑い) 夏川 ひより

『除外=カウントしない』ってフレーズで覚えとくわ!

確認クイズ

総量規制の『除外』に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 除外に当たる貸付けも、残高計算にはすべて算入される
  2. 不動産の購入に必要な資金の貸付け(住宅ローン)は除外に当たる
  3. 除外とは、年収の3分の1を超えても認められる契約の総称である
  4. 除外に当たる貸付けは存在せず、すべて総量規制の対象となる
こたえを見る

正解: 2. 不動産の購入に必要な資金の貸付け(住宅ローン)は除外に当たる

正解は2。不動産の購入・建設に必要な資金の貸付け(住宅ローン)は除外に当たり、総量規制の残高計算に算入されません。『3分の1を超えても認められる』のは例外契約の説明で、除外とは性質が異なります。

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