総量規制には、そもそも残高計算に含めない『除外』という枠があります。例外との違いに注意して整理しましょう。
住宅を買うときのローンって、すごく高額ですよね? それも3分の1に入れたら誰も借りられないような…
いいところに気づいたわね。
だから除外という枠があるの。
除外に当たる貸付けは、そもそも残高計算に含めないのよ。
代表例が住宅ローンのような、不動産の購入・建設に必要な資金の貸付けですね。
車を買うときのローンはどうなの?
自動車の購入に際して、その自動車を担保とする貸付けも除外に当たるわ。
ほかに、有価証券を担保とする貸付けなどもあるの。
高額でも生活の基盤になるものは、別扱いなんですねぇ。
ポイントは、除外は残高そのものに算入しない、という点です。
次に学ぶ『例外』とは性質が異なります。
除外と例外って、どう違うの? ややこしいな…
除外は『そもそも残高に数えない』、例外は『残高には数えるけれど、3分の1を超えても認められる』というイメージね。
ここは並べて覚えるのがコツよ。
住宅・自動車(担保)・有価証券担保あたりが除外、ですねぇ。
『除外=カウントしない』ってフレーズで覚えとくわ!
確認クイズ
総量規制の『除外』に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 除外に当たる貸付けも、残高計算にはすべて算入される
- 不動産の購入に必要な資金の貸付け(住宅ローン)は除外に当たる
- 除外とは、年収の3分の1を超えても認められる契約の総称である
- 除外に当たる貸付けは存在せず、すべて総量規制の対象となる
こたえを見る
正解: 2. 不動産の購入に必要な資金の貸付け(住宅ローン)は除外に当たる
正解は2。不動産の購入・建設に必要な資金の貸付け(住宅ローン)は除外に当たり、総量規制の残高計算に算入されません。『3分の1を超えても認められる』のは例外契約の説明で、除外とは性質が異なります。