『除外』と並んで押さえたいのが『例外』です。残高には算入しつつ、顧客に有利な場合などに3分の1超も認める枠を確認します。
除外はわかった。
じゃあ『例外』ってどういうときに使うの?
例外は、残高には算入するけれど、3分の1を超えていても認められる契約のことよ。
代表例が、顧客に一方的に有利となるおまとめローンのような借換えですね。
バラバラの借金を一つにまとめて、金利や返済が楽になるやつですねぇ。
そう。
返済の負担が確実に軽くなるなら、たとえ一時的に3分の1を超えても、借り手のためになるでしょう?
なるほど。
ほかにはどんなのが例外なの?
緊急に必要と認められる医療費の貸付けなどもあるわ。
急な入院で、待っていられない場合ね。
配偶者と合算した年収の3分の1以下となる、いわゆる配偶者貸付なども例外に位置づけられますね。
どれも『借り手のためになる』ものが例外なんですねぇ。
そのとおり。
『除外=残高に含めない』『例外=残高に含めるが3分の1超も可』の対比を、もう一度確認しておきましょう。
顧客に有利、緊急医療費、おまとめ…『借り手トク』が例外だな!
確認クイズ
総量規制の『例外』に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 例外に当たる契約は、残高計算にはそもそも算入されない
- 顧客に一方的に有利となる借換え(おまとめローン)は例外に当たり得る
- 例外は、顧客に不利であっても金額が大きければ認められる
- 緊急に必要と認められる医療費の貸付けは、例外には含まれない
こたえを見る
正解: 2. 顧客に一方的に有利となる借換え(おまとめローン)は例外に当たり得る
正解は2。顧客に一方的に有利となる借換え(おまとめローン)は例外に当たり得ます。例外は残高に算入しつつ3分の1超も認めるもので(残高に含めないのは除外)、緊急の医療費なども例外に含まれ、いずれも顧客の利益になることが趣旨です。